LESSON 04 / 45

第2節 各業種における販売管理

製造業における販売管理

読了目安 約2分第1章
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製造業は、材料や部品を加工・組立てして製品を提供します。機械・自動車などの加工組立型、化学・食品などのプロセス型等では、生産計画、仕掛品、製品の管理方法が異なります。自社工場を持つ形態だけでなく、製造の全部または一部を委託する形態もあります。

製造のために購入した材料は、使用前には原材料等の棚卸資産として管理し、製造への消費に応じて材料費等へ振り替えます。材料費、労務費、経費を集計して製品原価を求める仕事は原価計算と結びつきます。製品をそのまま外部から仕入れて販売する場合は、商品仕入れとして扱う例もあります。

完成品を倉庫へ入れてから受注・出荷するモデルは、販売管理と生産管理の分担を学ぶ一つの例です。ただし、受注生産では受注が生産を開始する契機となり、設計変更、部品調達、進捗、納期を販売側と共有します。完成品の入庫後だけが販売管理の対象と一律に決まるわけではありません。

ERPなどで情報を統合しても、受注・生産・原価・在庫・会計それぞれの責任は必要です。どの部署が数量や価格を確定し、どの記録を会計へ渡すかを決め、委託先にある自社材料や製品も所在と所有の両面から追跡します。

このレッスンの用語

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加工組立工場

機械、自動車、電気機器等で、部品の加工や組立てを行い製品にする工場の例。個別・ロット・ライン等の生産形態に応じて、部品、仕掛品、完成品、工程進捗を管理する。

委託工場

製造の全部または一部を委託する相手先の工場。自社から支給した材料、委託先の仕掛・完成品等は、所有、所在、進捗、数量、品質と責任分界を明確にして管理する。

生産管理と販売管理を区別して説明する場合

ERP等で情報を統合しても、受注、製造、原価、在庫、会計の業務責任は必要。完成品入庫後だけを販売管理として説明する場合は、その入門モデルの範囲を明示し、受注生産や委託では工程との連携を別に確認する。

装置工場(プロセス・バッチ業)

化学、石油、食品等で、原料を装置によって反応・混合・加工し製品へ変える工場の例。連続・バッチ等の工程に合わせ、ロット、収量、品質、仕掛・副産物等を管理する。

製造原価

製品の製造に要する原価。材料費、労務費、経費等を集計・配賦して求める。購入した材料は使用前の棚卸資産と消費後の原価を区別し、仕掛品から完成品への流れも原価計算とつなぐ。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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