LESSON 09 / 45

第1節 注文を受ける

さまざまな受注形態

読了目安 約3分第2章
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受注には、注文書、電話、FAX、メール、Web受注、EDI、APIなどの入口があります。電話受付と画面を連携させるCTI、FAXを文字データへ変換するOCRも利用できます。どの手段でも、商品・数量・価格・納期・配送先・支払条件などを受注記録へそろえることが重要です。

EOS(Electronic Ordering System)は、受発注情報を電子交換する仕組みを指します。EDIは受発注に限らず、見積、出荷、請求、支払等の企業間データ交換も含む概念です。共通の標準や取引先間の取り決めにより、再入力や照合の負担を減らせます。

電子受注でも完全な無人処理になるとは限りません。商品コードの対応付け、取引先や価格の確認、数量・納期の不一致、重複送信、取消・変更を扱う必要があります。自動処理できる条件を定め、条件外は担当者の確認待ちにして、受信から承諾までの履歴を残します。

口頭であっても、申込みと承諾が合致すれば、特別な方式規制がない限り契約は成立し得ます。注文書が届く前だから自由に取消しできるとは判断しません。相手との合意を記録し、書面や電子データで内容を確認します。取適法等の取引条件明示義務は、この契約成立の一般原則とは別に確認します。

メール添付の注文書やEDI記録が電子取引データに当たる場合は、電子帳簿保存法の要件を確認します。印刷物だけで処理を終えず、元データ、検索・閲覧、訂正の管理や事務処理規程等を含めた保存方法を決めます。

このレッスンの用語

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EOSシステム

Electronic Ordering System。受発注情報を電子的に交換する仕組み。見積・出荷・請求・支払等まで含むEDIの一部として位置付けられる。交換手段だけでなく、コード、単位、受付回答、変更・取消の取り決めをそろえる。

FAX-OCRシステム

受信FAXの画像から文字や項目を読み取り、注文等のデータに変換する仕組み。転記を減らせるが、文字の誤読や品目・数量・単位の不一致を検証し、読めない部分を担当者の確認へ回す必要がある。

電子データ交換システム

Electronic Data Interchange(EDI)。企業間で受発注、見積、出荷、請求、支払等の情報を電子的に交換する仕組み。項目・コード・単位、仕様の版、受信確認・変更・例外処理を取り決める。交換できることと完全無人化は同じではない。

電話と連動させたシステム

Computer Telephony Integration(CTI)。電話の着信と顧客画面を対応させる、発信や応対を支援する等、電話とコンピュータを連携する技術。本人確認、記録の利用目的、権限、誤った顧客への対応付けを管理する。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について