LESSON 38 / 53

第2節 業務プロセスの関連実務

間接費の配分ルール

読了目安 約4分第4章
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直接費を製品へ直接対応づけることを直課または賦課、間接費を一定の基準で製品へ配分することを配賦と呼びます。原価を集計する対象が何かを決めてから、直接・間接を区別します。

例えば工場建物の共通費は使用面積、機械設備の共通費は稼働時間など、費用の発生と合理的な関係がある基準を選びます。機械稼働時間の合計が1000時間、共通費が200万円なら、1時間あたり2000円。製品Aが300時間使えば60万円を配賦します。

製造途中の原価は仕掛品へ集計し、完成した分を製品へ振り替えます。月末にまとめて原価を確定する運用もありますが、進捗や入出庫は日々記録できます。完成した製品の原価と、販売した分の売上原価を区別します。

配賦基準が単純すぎると、手間や工程の違う製品の採算をゆがめます。一方、細分化しすぎると情報収集や運用の負担が増えます。目的に合う精度と運用可能性を考え、基準と変更理由を明確にします。

このレッスンの用語

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完成した製品への原価振替

完成品1000個に対応する仕掛品が1000万円なら、借方:製品1000万円/貸方:仕掛品1000万円で振り替え、単位製造原価は1万円です。完成しただけでは全額売上原価にはならず、販売した分を売上原価へ振り替え、未販売分は製品在庫に残します。

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改訂版 基準日 2026.10.31

2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について