資金繰りは、いつ、どの口座に、いくら資金が必要かを管理する仕事です。帳簿上利益が出ていても、売掛金の回収前に給与・仕入・借入返済の期日が来れば、支払資金が不足します。これが黒字倒産につながることもあります。
例えば月初預金100万円、当月売上200万円でも、その入金が翌月で、今月の支払が150万円なら、ほかの入金・調達がない限り今月50万円が不足します。売上を増やすだけでは解決しないことが分かります。
管理するのは、入出金実績、将来の入出金予定、利用可能な預金、借入枠、資金調達・運用などです。販売・購買・給与・税金・固定資産の予定を集め、決済期日と入金遅延の可能性も含めます。
振込、電子記録債権、残る手形等で決済日や処理は異なります。紙の手形・小切手の交換終了予定も踏まえ、決済手段を更新します。銀行明細との照合と支払の承認を保ち、予測だけで預金があることにしません。