LESSON 28 / 45

第1節 在庫の意味

在庫品の管理単位

読了目安 約3分第5章
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在庫管理では、品目、ロット、個体等のどの単位で数量や状態を管理するかを決めます。色・サイズ・仕様等が異なり別々に販売や補充を行う単位をSKUとして区別する例があります。品目別にまとめる管理と、一個ずつシリアル番号で追う管理は異なります。

ロットは、同じ生産条件等でまとめた製品群の管理単位です。製造日、製造ライン、仕入先ロット等を記録し、品質の問題が起きたときに対象を絞り込みます。ロット番号は商品コードと組み合わせ、入荷から保管、出荷、返品まで対応を追えるようにします。

自社商品コードは自社内の業務に合わせて設定できます。一方、企業間で同じ商品を識別するにはGTIN等の標準識別コードが役立ちます。日本のJANコードは標準タイプのGTIN-13、短縮タイプのGTIN-8に対応します。自社商品コードとGTINは現在も併用でき、包装単位やコード変更時の対応も管理します。

GS1事業者コードは商品や事業者等の識別コードを設定するために使います。コードの先頭だけから商品の原産国や製造場所を断定することはできません。場所や事業者の識別にはGLN、物流梱包単位の識別にはSSCCなど、目的の異なるコードがあります。

バーコードやRFIDには、商品識別に加えてロット、期限、シリアル等を扱う標準があります。食品では、入荷元と出荷先の記録をつなぎ、対象ロットの回収範囲を確認する演習が有効です。業種ごとの法的義務や記録粒度は別に確認し、すべての商品に同じ義務があるとは考えません。

このレッスンの用語

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JAN コード

日本で利用する国際的な商品識別コードで、標準タイプはGTIN-13、短縮タイプはGTIN-8に対応する。GS1事業者コード等から設定し、チェックデジットを持つ。GS1 Japanが登録等を扱う。先頭の数字から原産国を断定せず、自社商品コードや包装単位との対応も管理する。

トレーサビリティ

物や情報の履歴・所在・移動を追跡できること。商品・ロット等を入荷元、保管・加工、出荷先の記録と結びつけ、問題発生時の遡及・追跡や回収に利用する。原産地表示だけで全経路を追えるとは限らず、業種別の法令と記録粒度を確認する。

ロット

同じ生産条件等でまとめた製品群の管理単位。同じ日に同じラインで製造したもの等を識別し、品質管理や回収に用いる。商品コードと組み合わせて入荷・加工・出荷の履歴をつなぐ。同じロットで品質が必ず完全に同一と保証されるわけではない。

単品管理

ここでは、色・サイズ・仕様等を区別した品目単位で数量や販売状況を管理すること。一個ずつの個体をシリアル番号で識別する管理とは区別する。SKU、ロット、シリアルの粒度を業務目的に合わせる。

自社で独自に決める

自社商品コードは社内の販売・在庫等の管理目的に合わせて設定できる。GTIN等の標準コードと現在も併用できる。桁に意味を持たせる場合は分類変更の影響を考え、コードの対応、有効期間、重複を管理する。

ここまでの内容を確認できましたか?

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改訂版 基準日 2026.10.31

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2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について