検品は、届いた物が発注・契約と合っているかを確認する作業です。商品、数量、外観、品質、ロット・期限、破損等を必要な範囲で確認し、受入れ、保留、返品などの結果を記録します。入荷した事実と、検査に合格して販売・使用できる状態は区別します。
全数検査、抜取検査、仕入先の品質保証等を利用して受入時の検査を省略する運用などがあります。選択は品質リスク、契約、過去実績、業種の要求等によります。「誤送率10万分の1なら必ず無検品にできる」という共通の基準は置きません。省略する場合も、不良品や数量差異が判明したときの責任と連絡・是正手順を決めます。
バーコードやEPC/RFIDは、商品・物流単位・ロット等の照合を助けます。RFIDは既に利用できる技術で、複数タグの非接触読取等が可能ですが、金属・水分、配置、電波や重複・未読等の条件に左右されます。番号の一致だけで品質をすべて保証できるわけではありません。
受付時刻、車両到着、荷役の開始・終了等を記録すると、荷待ちや受入作業の改善にも使えます。物流効率化法では発荷主だけでなく着荷主も対象となり得ます。検品の省力化と、契約・品質・受領記録の確保を合わせて考えます。