LESSON 15 / 53第1節 複式簿記で財務諸表を作成する
掛取引で売上・仕入れと決済を分ける
企業間の取引では、納品や役務提供と代金決済が別の日になる掛取引がよくあります。前受や即時決済の取引もあるので、契約ごとの請求・支払条件を確認します。
商品1万円を掛売りし、売上認識の条件を満たした場合、借方は売掛金1万円、貸方は売上1万円です。後日、普通預金へ入金したら、借方は普通預金1万円、貸方は売掛金1万円とします。この例では消費税と売上原価の仕訳を省略しています。
商品8万円を掛買いすると、借方は商品8万円、貸方は買掛金8万円です。普通預金から払う日に、借方は買掛金8万円、貸方は普通預金8万円とします。売掛金は回収する権利で資産、買掛金は支払義務で負債です。
取引番号、相手先、取引日、金額、税区分、決済期日を記録し、注文・納品・請求・決済の情報を関連づけます。電子メールやEDI等の電子取引データも、帳簿の根拠として要件に従って保存します。
当月末締め,翌月末払い
当月分の対象取引を月末で締め、翌月末を支払期日とする取引条件の例です。売上認識日、請求書発行日、支払期日は別の概念です。対象取引・休日の扱い等は契約と適用法令を確認します。
ここまでの内容を確認できましたか?
完了にすると、学習の記録に保存されます。
改訂版 基準日 2026.10.31
参考資料と適用範囲を確認する
制度の対象・適用時点は本文を参照してください。取引や企業によって取扱いが異なります。
2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について