LESSON 25 / 48

第2節 CVPと利益計画

CVPを数量と売上高で表す

読了目安 約2分第3章
音声で学ぶ本文を見ながら、音声でも確認できます。

CVPはCost・Volume・Profit、すなわちコスト・活動量・利益の関係を分析する方法です。横軸は販売数量でも売上高でも表せます。まず単価、単位変動費、固定費、対象期間、操業範囲を決めます。

数量Q、販売単価p、単位変動費v、固定費Fが一定なら、売上高=pQ、総費用=vQ+F、営業利益=(p−v)Q−Fです。総費用線は固定費Fから始まり、数量が増えると単位変動費vずつ増加します。

売上高Sを横軸にする場合、変動費率r=v/p、総費用=rS+F、営業利益=(1−r)S−Fです。売上高線の式はy=Sとなります。図の角度そのものではなく、単位と目盛りをそろえて傾き・比率を読み取ります。

この線形モデルは一定範囲での近似です。値引き、数量割引、段階固定費、能力上限、複数製品の販売構成の変化などがある場合は、区間を分けたりシナリオを作ったりして前提を更新します。

LEARN BY EXPLORING

数字を動かして、損益の関係をつかむ

本文とは独立した基礎例です。表示した条件の範囲で比較してください。

0万22万44万66万88万0個200個400個600個800個損益分岐点金額販売数量
売上高総費用変動費固定費
損益分岐点の数量250個
300個販売したときの利益20,000円

利益 =(販売単価 − 1個あたりの変動費)× 販売数量 − 固定費

このレッスンの用語

用語集へ
売上高線

横軸を売上高S、縦軸も金額とするCVPではy=S。両軸の目盛りを等しく描けば45度となる。数量軸の場合は販売単価が傾きになるので、図の角度だけで判断しない。

固定費・変動費とCVP

固定/変動は数量・時間等のドライバ、対象期間、操業範囲による分類。CVPは数量でも売上高でも表せる。数量軸と金額軸で使う単価・比率を区別する。

総費用線

数量軸なら総費用=vQ+F、売上高軸なら総費用=rS+F。固定費が切片、単位変動費または変動費率が傾きとなる。

ここまでの内容を確認できましたか?

完了にすると、学習の記録に保存されます。

改訂版 基準日 2026.10.31

参考資料と適用範囲を確認する

制度の対象・適用時点は本文を参照してください。取引や企業によって取扱いが異なります。

2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について