LESSON 41 / 48

第2節 収益率・資本コストと業績評価

収益率の低下と価値の増加を分ける

読了目安 約2分第4章
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前の例の既存ROAは内部利益2,400万円÷資産6,000万円=40%です。新規事業の単純な投資利益率は利益1,400万円÷追加資産4,000万円=35%で、既存ROAを下回ります。

合計後の資産は1億円、利益は3,800万円なのでROAは38%です。40%から38%へ下がるため、部門ROAの維持だけを重視すると、新規事業を避けたくなる可能性があります。

一方、内部利益の金額は1,400万円増えています。収益率の低下だけでは、その事業が会社の価値を損なうと判断できません。必要な資本の収益と将来のリスクも比べる必要があります。

この例は一定の資産額と1年間の内部利益を使う単純化した比較です。正式な投資評価では時点や利益の定義をそろえ、複数年の増分キャッシュフローでNPV等を確認します。

このレッスンの用語

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投資利益率(ROI)

Return on Investment。利益÷投資額の指標。内部利用では利益と投資額・期間の定義を示す。単純な1年の利益率と、複数年CFを割り引くNPVは異なる評価方法。

投資前のROA

本例は新規投資前の内部利益2,400万円÷資産6,000万円=40%。例の資産額をそのまま使う仮定であり、対外比較では平均資産等の定義を確認する。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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