LESSON 10 / 48

第2節 原価を分類する目的と範囲

製品原価と期間原価を区別する

読了目安 約2分第1章
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製品原価は製品などに集計される原価で、未販売の製品や仕掛品に対応する部分は、棚卸資産として次期へ繰り越されます。販売されたときに売上原価として収益に対応させます。

期間原価は、その期間の収益に直接対応させる費用です。外部報告では通常、販売費及び一般管理費を期間原価として扱います。工場建物の減価償却費は製造間接費として製品へ配賦され、本社建物の減価償却費とは扱いが異なります。

期中の直接原価計算による管理用の表示では、変動製造原価を製品へ集計し、固定製造費をその期間の費用とします。変動販売費は変動費でも、通常は棚卸資産に繰り越しません。固定/変動と製品/期間は異なる軸です。

日本の原価計算基準30に従う総合原価計算では、この方法を使う場合も年度末には固定製造費を期末仕掛品・製品と当年度の売上品へ配賦します。管理用の区分と、外部報告の決算時の原価を照合して理解しましょう。

このレッスンの用語

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配賦基準

共通費を原価対象へ分ける基礎。作業時間・機械時間・面積等から、資源消費や発生との関係、管理目的、データの取得可能性を考慮して選ぶ。

制度原価計算と直接原価計算

直接原価計算は変動原価に着目する計算。原価計算基準30は総合原価計算での利用を認める一方、年度末には固定製造費を期末仕掛品・製品と当年度売上品へ配賦する。

期間費用

その期間の収益に対応させて計上する費用。現金を支払った時期だけで決めるのではなく、原価の帰属と適用基準に従う。

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改訂版 基準日 2026.10.31

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2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について