LESSON 12 / 48

第1節 製造原価と標準原価計算

原価計算の基本的な流れ

読了目安 約2分第2章
音声で学ぶ本文を見ながら、音声でも確認できます。

製造原価の計算では、材料費・労務費・経費を把握し、必要に応じて部門へ集計し、最後に製品へ集計します。直接費は追跡できる製品へ直課し、間接費は合理的な基準で配賦します。

ここからの例では、標準原価カードを用いて完成品と月末仕掛品の標準原価を計算します。その後、当月の実際発生額と、当月の作業量に対応した標準原価を比べ、差異を求めます。

材料はすべて工程の始点で投入し、加工費は加工の進みに応じて均等に発生するという仮定です。数量・進捗・価格・単位を順に確認すれば、T勘定の図がなくても計算をたどれます。

制度原価計算と管理会計は、この基礎データを共用します。正しい在庫原価の計算と、標準からの差異を説明できる仕組みを組み合わせることが重要です。

このレッスンの用語

用語集へ
制度原価計算

財務会計と有機的に結び付く継続的な原価計算。財務諸表、原価管理、予算統制等に役立つ。管理用の直接原価計算を一律に排除せず、年度末の必要な調整を区別する。

標準原価計算制度

製品の標準原価を財務会計と結び付けて継続計算し、必要な段階で実際額を把握して差異を分析・処理する体系。予定価格を使うだけの計算とは異なる。

ここまでの内容を確認できましたか?

完了にすると、学習の記録に保存されます。

改訂版 基準日 2026.10.31

参考資料と適用範囲を確認する

制度の対象・適用時点は本文を参照してください。取引や企業によって取扱いが異なります。

2026年10月31日を基準に改訂した学習用教材です。改訂本文に対応するナレーション音声を再生できます。教材について